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J-GAP中国プログラム

1.事業推進者の概況
中国日本語教学研究会

<設立> 
198202

<沿革及び現況> 
198202月 中国日本語教学研究会設立
 中国日本語教学研究会が設立以来、日本語教育と学術交流などを中心に、様々な活動を展開している。現在166の会員校を有しており、全国34の内の29の行政区をカバーしている最も権威のある日本語教育機関となっている。

<主な活動内容>
1.二年ごとに全国的または国際的なシンポジウムを開催することによって、日本語教育における学術交流などを推進する。
2.日本語教育における大学間の交流を推進め、日本語教育と学術分野のレベルアップを図る。
3.地域間の学術検討会と交流活動をサポートする。
4.国際間の日本語教育と科学研究活動を展開する。
*200211月 「東アジア日本語教育国際シンポジウム」主催、「東アジア日本語教育ネットワーク・日本語教育手段の現代化・日本語教育研究」などが主な議題だった。
*201108月 「ICJLE第十回世界日本語教育研究大会」主催、パネルディスカッション「J-GAP(日本語教育のアーティキュレション確立プロジェクト)とその活動状況」が開催
*201202月 ICJLE2012 J-GAP代表者会議への参加が決定。
*201202月 日本武蔵野大学と連携し、本プログラムのアクションプラン制定
<その他>
 本事業実施者としての天津外国語大学日本語学科は天津最初(1986年)の日本語修士課程を設置し、教育部Ⅰ類の特色専攻、天津市重点学科と指定され、基礎日本語教員チームも全国優秀教育チームとして授賞された。2007年、北京大学、上海外大、吉林大学の次に、本学は中国日本語教育研究学会の会長校になり、日本語教育研究の中心として位置付けられている。現在、全国日本語学科を設置する466ヵ所の大学の中では、日本語専攻の在学人数は全国2位、総合力は全国トップランキングに入っている。

2.J-GAP中国プログラム

<目的・目標>
 本プロジェクト中日共同研究側である天津外国語大学と武蔵野大学の間の留学生のための日本語共同教育におけるアーティキュレーションモデルの構築、中国から日本への多数の留学生の日本語教育を中心としたアーティキュレーションへの応用をとする。
 具体的には、天津外国語大学と武蔵野大学が手を組み、中国国内の日本語教育に携わっている大学や高等日本語教育機関と連携を保ちながら、日本語教育現場、とりわけ両大学で中日間の留学生の日本語教育現場にJF日本語教育スタンダードの実践活動の実施によって、留学生の日本語教育におけるアーティキュレーションの確立という成果・実績を挙げる。その結果、天津外国語大学と武蔵野大学、乃至中国国内の大学間のアーティキュレーションにインパクトをもたらし、中日両国日本語共同教育、特に留学生の日本語教育の質の向上、留学の意向の有る日本語学習者に最適の日本語学習条件を与えることを目標とする。

<期待される成果・効果>

・天津外国語大学と武蔵野大学との連携により、日本語教育、特に留学生のための日本語教育のアーティキュレーションが確立される

・アーティキュレーションを切り口に中日におけるJF日本語教育スタンダード・CANDOの活用により、高等日本語教育段階の課題や中日共同教育課題が明確化する

・合わせて、JFスタンダード、CANDOのより広く活用に向けての提案も行う。

・中国人留学生教育のモデルを作り、中日両国大学間の共同教育を促進する

・中日共同作業を行うことにより、中日日本語教師間の交流が盛んになる

JF日本語教育スタンダードや各国スタンダード、教育課程の事例研究を進めることにより、中国の日本語教育のスタンダードに必要な情報収集が可能となる