Name of the Project 事業名称:
日本語教育グローバル・アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP):香港の大学と日本の大学との間の交換留学生のアーティキュレーション
Japanese Language Education Global Articulation: Articulation of Exchange Students between the Universities in Hong Kong and Japan

Project Duration事業実施期間: 
2011年5月1日~2012年3月31日 1 May 2011 ~ 31 March 2012

Objectives
(a) 目的
本プロジェクトは、香港の大学と日本の大学の日本語教育のアーティキュレーションを達成するための支援システムを開発し、それをもとに、海外の大学から日本の大学へのアーティキュレーション確立を支援することを目的とする。

(b) 目標
1 アーティキュレーション確立のための戦略立案
この目的達成のために、これまで外国語教育で行われてきたアーティキュレーション達成のための様々なプロジェクトの経験を集め、それを利用して、アーティキュレーション達成のための効果的な戦略を立てる。

2 アーティキュレーション確立のための能力記述、JFスタンダードの活用の可能性検証
本プロジェクトでは国際交流基金のJFスタンダーズを日本語学習の目標基準、能力指標として使用し、香港の大学から日本の大学に留学する交換留学生のアーティキュレーション達成にどのように使えば効果的な運用ができるかを検証する。

3 「みんなのCan-Doサイト」の活用
香港の大学と日本の大学の教師にこの共通の基準、指標を使って、自分のクラス、プログラムのゴールを記述できるシステムを提供する。国際交流基金日本語国際センターが現在開発中の「みんなのCan-Doサイト」をアーティキュレーション確立のために使えるようにする。

4 香港と日本での活動
このようなアーティキュレーション確立するために、香港でモデルの大学を選び、その大学と日本の大学の日本語教育関係者の間でアーティキュレーション確立のための様々な活動を行う。モデル大学の教師を集め、どのようにアーティキュレーションを確立していくかノウハウを話し合い、目標達成を支援する。また、 同じシステムを使って日本国外における日本語教育と海外留学生を受け入れる日本の大学の間のアーティキュレーションの達成のモデルも開発する。

Project schedule   事業実施日程:
日付 Date
活動内容  Activities
場所 Site
2011年6月11日(土)
午前10時~午後1時

「日本語Can-Do Statementsの活用と応用」ワークショップ
講師:伊東祐郎教授
(東京外国語大学 留学生日本語教育センター)

青年會專業書院1樓105室
2011年6月11日(土)
午後3時~午後5時

伊東祐郎教授と香港大学の日本語教育関係者との会議・意見交換
香港大学日本研究会
会議室

2011年6月13日(月)
午前10時~正午

伊東祐郎教授と東京外国語大学から香港大学に帰国した留学生と来学期
日本に留学予定の学生との懇談会 

香港大学日本研究会
会議室

2011年8月20日
午後1時50分~
午後3時20分
2011年世界日本語教育研究大会でシンポジウム発表
テーマ:「中等・高等教育における日本語教育:「J-GAP プロジェクト」
発表者:
伊東祐郎教授(東京外国語大学)
萬美保先生(香港大学)

天津外国語大学  
ホール
*2012年1月27日(土)
午前10時30分~正午

プロジェクトの香港側関係者の渡日
東京外国大学全学日本語プログラムの紹介日本の大学の留学生担当の教員と意見交換

東京外国大学
留学生日本語教育センター

午後1時~午後2時30分
香港大学生へのインタビュー


午後3時~午後4時30分
東京外国大学全学日本語プログラム担当者と香港側の関係者との懇談


*2012年1月28日(日)
午前10時~午後1時

両大学におけるアーティキュレーション確立のための課題と今後の取り組みについての協議
東京外国大学
留学生日本語教育センター
* 2012年1月に香港と日本のプロジェクト関係者の日本での二日間にわたる意見交換と相談の結果、2011年度のプロジェクトの成果を生かし、今後の課題としては、他大学にも一般化できるようなアーティキュレーションのシステム作りと理論の構築を目指すという方向性がまとめられた。したがって、次のような活動を企画している。

1 短期交流留学生に対するアーティキュレーションに関するアンケート調査の実施(対象:東京外国語大学、筑波大学)
2 香港大学と東京外国語大学のカリキュラム(Can-do StatementsとJF Standard)に基づいて比較・検討リストを作成
3 アーティキュレーションの先行文献を検討し、新たな可能性を探る-
4 香港日本語教育研究会主催のJF Standardの勉強会の開催
5 2012年名古屋で開催される国際日本語教育大会シンポジウムでの発表

プロジェクトの関係者
日本側:
伊東祐郎教授(東京外国語大学)
他三名の同大学の教員(東京外国語大学)
加納千恵子教授(筑波大学)

香港側:
萬美保先生(香港大学)
他一名の同大学の教員(香港大学)
マギー梁安玉(香港日本語教育研究会)
シャノン黄(香港日本語教育研究会)
香港からの留学生