SEATJ (The Southeastern Association of Teachers of Japanese)



活動報告: FLANC 2015


10月23日金曜日~24日土曜日にForeign Language Association of North Carolina (FLANC: ノースカロライナ外国語教師会) の年次大会が開催され、日本語セッションには例年より多い23人の先生方が集まりました。日本語関係の発表4つのうち、次の2つの発表はアーティキュレーションに焦点をおいたものでした。
  • #55 Small Japanese Programs in NC: from Survival to Success, Yoko Kano, University of North Carolina at Wilmington & Yumiko Ono, Western Carolina University (Oct. 24 Round 6 8:30-9:20AM)
  • #65 Curriculum Articulation in NC, Hitomi Endo, Duke University, Natsuko Suwa, NC School of Science and Math & Yoshimi Yamagata Aoyagi, Chapel Hill Carborro City Schools (Oct. 24 Round 7 9:30-10:20AM)

この二つの発表と参加者からの発言などを通して、縦と横のアーティキュレーションがなぜ重要なのか、アーティキュレーションが欠如した場合どのような問題が起こり得るか、など考える機会となりました。今後も対話を続けていけるように、まず各学校の日本語プログラムの状況に関する情報を共有することから始めることになりました。ノースカロライナ大学ウィルミントン校の加納先生が担当で、文書をDrop Boxにアップロードし、SEATJ会員の間で共有、各自情報を書き込む予定です。また、2016年2月に加納先生がConference Chairとして開催するSEATJ年次大会にてアーティキュレーションのセッションを設けることが決まっています。情報共有だけにとどまらず、具体的なアーティキュレーション活動を開始できるよう、セッションの準備を進める予定です。
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(Updated 11/5/2015)



Southeastern Association of Teachers of Japanese (SEATJ: 米国南東部日本語教師会) 1986年に発足しました。南東部はバージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、ジョージア、フロリダ、テネシー、ケンタッキー、アラバマの八州という事になっておりますが、毎年春の年次大会には全米から、また日本からも発表者を迎え、日頃の研究・実践報告を通して日本語教師が互いに切磋琢磨する場を提供しております。年次大会の参加者・発表者が幼稚園から大学院までのレベルで教えている教師を含んでおり幅広いこと、毎年発表論文をSEATJ Proceedingsとして発行していることがSEATJの特徴です。


SEATJでは2015年3月の年次大会でジョージメイソン大学の蘇先生とバージニア大学の河合先生にアーティキュレーションについての基調講演とワークショップをしていただいたのが、アーティキュレーション活動の最初の一歩でした。今後SEATJのネットワークを通してメンバー間の対話・連携を促進し、南東部の日本語教育の質を高めていくことを期待しています。


2015年は、アーティキュレーション活動についての話し合いを始めたばかりであるため、まだ定期的な活動の予定がないのが実情です。SEATJは年次大会を中心とした会で、年次大会以外に勉強会などを設けて集まるというような例はこれまでありませんでした。現時点では、2016年の年次大会でアーティキュレーションの活動報告をすることを目標に、各自自分ができる活動を決めて実行することになっています。2016年の年次大会での報告・反省会を機に具体的な活動案を決め、本格的な活動を始めたいと思っております。


[2015~2016年の活動の流れ・予定]
  • 2015年3月:年次大会にて蘇・河合両先生による基調講演・ワークショップ「実現・持続可能なアーティキュレーション活動」
  • 2015年3月末:メールにて、SEATJメンバーへアーティキュレーション活動の声掛け
  • 2015年秋:メールにて、アーティキュレーション活動の念押し
  • 2016年3月:年次大会にてアーティキュレーション活動報告・反省会、活動案の確立


(July, 2015)